無線」カテゴリーアーカイブ

BMWR1250RS 電装品取付

バイクを買い替え、以前のMT-07に付けていた無線機、USB電源、ドラレコを付けます。

噂によるとBMWのバイクは「CANバスネットワーク」という車両全体の情報を管理するシステムがあるらしく、下手に電装品を加えたりすると「異常」と判断してしまうそうだ。

バッテリーから直接電源を取ることで、「CANバスネットワーク」の監視からのがれることができるらしい。

高価なバイクを買って早々内部をいじりたくはないので、購入時にモトラットの方にお願いしてみた。

バッテリーから直接とアクセサリ電源から分岐の2系統の電源線を出しておいてもらった。

この2系統の電源が出ていれば加工も楽。助かります。

それでは加工に入ります。とりあえず設計図。

無線機FTM-10Sは基本バッテリー直付けだが、待機電力を消費するので別途スイッチで電源を遮断できるようにする。

まず出していただいた線にギボシ

アクセサリー電源(ヘラーソケットの裏から分岐したイグニッション連動電源)にはあまり負荷をかけたくないのでリレー作動のみに使用。

電源線を分岐するたこ足ギボシを作成。

市販品もあるが、作ると安い!。マイナス側も作る。

そして、

ドラレコやUSB電源の接続加工

電源線の先を切り取りギボシ端子を圧着。

オス、メスを間違えないように・・・絶縁カバーを先に通して・・・

スッキリしていたシート下がぐちゃぐちゃ。

前後に突っ込み整理する。

ドラレコ本体は後ろ。

写真、ドラレコの上に無線のバッテリー直電源スイッチ。

ドラレコにETCを重ねてもぶつからない、収まった。

FTM-10S本体はMT-07と同様にリアキャリア下に

USB電源取付の際のフロントへの配線取り回しは、大変でした。タンク横のカウルが外せませんでした(自分では)。

とにかく、下部黒い樹脂部や小さいウイング?も、その辺の見えてるネジを全部外す。

大きさ、形状が違うのでどこのネジかわかるように保管。

タンク横のカウルは数か所はめ込み式で、適当に外す。かなり薄く弱そう。

結果、いくつかははずれたが、いくつかはずれず、開いたが取れない。

隙間に配線を落とし込み、届く範囲でテープで貼り付け(テキトーな施工)で終了。

もうここは触りたくない。

何とか付け終わって、通電も良好、特にエラー、警告もなくCANバスには影響ないようだ。

格安インカム修理

去年、アマゾンで2個セットで1万円位だった LX-R6 を修理しました。

修理というか、電池交換。

LX-R6

LX-R6

1台マイクが使えなくなった為、B+COM を購入、LX-R6は放置されバッテリーが完全にダメになってしまったようだ。

充電しようとすると、LEDが赤の早い点滅状態で、全く充電できない。2台とも。

たまたま手元にあった リチウムポリマ電池と付け替えた。

開けてみた

LX-R6内部

LX-R6内部

アンテナ(黒い外皮)を引き抜き、小さいプラスドライバーでネジ4本外すと簡単に開く。

両面テープでくっ付いている電池を剥し、コネクタを抜き、LP電池を外す。

 

1台はアンテナのカバー?に亀裂が入り、外れたことがあった。亀裂状から雨が入った痕跡があり、基板にシミ?汚れ?が。 それでマイクが使えなくなったのだろう。

使っている方は、アンテナ部の亀裂に要注意です。

電池交換

LX-R6 電池交換

LX-R6 電池交換

交換する電池は、秋葉原アイテンドーで680円のリチウムポリマー電池。

とりあえず修理なので容量違いは無視。

コネクタを切って、新しい電池に半田付け。テープも剥して流用。

適当簡単に修理完了。

試したところ使えるようになった。充電もできる。

リポ電池はカラで放置するとあっけなく再起不能になってしまう。噂では聞いていたが本当だった。

過放電しない装置が組み込まれていると聞いたことが有るか、1年ほど放置では仕方ないか・・・

復活理由

B+COMを買ったので、これは使う機会が無い。

しかし、B+COM 6X のバージョンアップで他社製インカムとか携帯電話用インカムとかと通信できると知り、試してみようと思った。そのための復活。

後日、試してみます。

続 VX-8D PTTスイッチ

先日、作っていたVX-8DのPTTスイッチ接続ケーブルの続きです。

自作ケーブル改良

VX-8DPTT接続ケーブル

VX-8DPTT接続ケーブル

実際バイクに取り付ける際、PTTスイッチと無線機が近いため、PTTスイッチにRCAピンジャック雄を付け、市販品に接続では長すぎる。

しかし市販のケーブルを切断する事には躊躇してしまう。

やはり自作ケーブルで・・・

先日、作ったケーブルより見た目、安定性を改良しました。

コネクタカバー

VX-8Dの7ピンコネクタの径とRCAピンジャックが類似していたので、要らないピンジャックを加工。

RCAピンジャック

RCAピンジャック

丁度、古く黒い要らないRCAケーブルが有ったので、中身を引っこ抜き、先を切って、長さを調整。

このままでは小さいので、ドリルの刃(7.5mm~8mm)を手で回して、VX-8Dのコネクタにぴったりになるように穴を広げた。

VX-8Dに付ける

VX-8Dに付ける

コネクタ

肝心のコネクタコンタクトは

Qiコネクタ

Qiコネクタ

何かのコネクタからコンタクトピンを抜いた。

確かQiコネクタってヤツだと思う。この前アキバに行ったとき買っておけばよかった・・・

組立

シールド線にコンタクトピンを付け熱収縮チューブで絶縁。

VX-8D 8pコネクタ

VX-8D 8pコネクタ

それをVX-8Dの1,6番ピンに刺し、

ダイソーお湯ねんど

ダイソーお湯ねんど

↑これ、を茹でて柔らかくなったものを押し込み、更にRCAコネクターカバーを押し付ける。

1回目で上手く行かなかったので、だいたいくっ付いたコネクタごと茹で、もう一回VX-8Dに刺し、形を整える。

自作コネクタ

自作コネクタ

これで、接続を確認し、何回か抜き差ししても上手く入る!結構防水性もありそうだ。

スイッチに接続。

前に作っておいた、バイクミラー根元に付くPTTスイッチに直接半田付け。

スイッチ付近で2.2KΩの抵抗を入れた。

配線図

配線図イメージ

↑こんな感じ。

装着

装着

すでにアンテナをSAMコネクタに、電源も持ってきてあったので、すべて刺して出来上がり。

取付

取付

赤丸部、ミラー根元にPTTスイッチ。

これで完了。

後は、Bluetoothと接続し、走りながらテストしてみないといけません。

また後日・・・

VX-8D PTTスイッチ

お詫びと 訂正

自作ケーブルで「PTTラインとグランドショート」だけではPTTスイッチは押せてもBT接続や内蔵マイクは使えませんでした。ページ最後で対処法を追記します2018/6/9

 

VMAXに無線機VX-8Dを付ける。

今までFTM-10Sを積んで運用していたが、MT-07に積みかえてしまったので、VMAXで無線を使う時だけ、VX-8Dを付ける予定。

ハンドル取付は、FTM-10Sのフロントパネルを取り付けてあった、「ハンドルバー用マルチアングルブラッケット」を流用するので問題なし。

後は、PTTスイッチ。

VX-8DにPTTスイッチを付ける

STANDARD(八重洲無線)では、VX-8Dをバイクで使うのは、想定外だったらしい。

私の周りでは、多くの人がバイク用に使っているのに、生産終了とは・・・

メーカー純正のVX-8Dを用の外付けPTTスイッチや、スイッチ接続用のケーブル

は見当たらない。社外品で調達しなければいけない。

今年冬にVX-8Dの販売終了を知り、同時にケーブルも購入しておいた。

VX-8DPTT接続ケーブル

VX-8DPTT接続ケーブル

ケーブルで3500円とは高いが仕方がない。今ではどちらも売り切れ。

この8Pコネクタは市販品では見つけられなかったので、自作は難しい。

スイッチに接続

ケーブルさえあればいとも簡単。

手持ちのスイッチにRAC のオスを付けて接続するだけ。 なのだが・・・

ハンドルにVX-8Dを取付け、左ミラー根元にスイッチを付けるので、PTT接続ケーブルが長すぎる。上記3500円の高価なケーブルを切るか?そのままハンドル周りに束ねておくか・・・

これを使わずにどうにかなるか?

要はPTTスイッチ用のピンから接続すればいいだけ。ならば・・・

CT-M11 8Pコネクタ

CT-M11 8Pコネクタ

これを見ればわかるように1,6番ピンにスイッチを付ければ良い。

VX-8D 8pコネクタ

VX-8D 8pコネクタ

端側赤丸がPTT信号ラインのピン。中の緑丸がグランド。これを短絡させれば送信状態になる。(試したらできた。)

コネクタ作成

ここに接続するためにコネクタ作成。

変なことに、お金をかけたくないので、手持ちのジャンパーピンから取り出す。

ジャンパーピン

ジャンパーピン

↑これを割って、中身を切り離した。

PTTラインはシールド線を使わないとノイズが乗ってしまう(と思う)。

コネクタ付け

コネクタ付け

シールド線を付け、熱収縮チューブで絶縁。

VX-8D 8ピンコネクタの、上記 赤丸の1番にシールド芯線、緑丸6番ピンにシールド側を刺しテスト。ピンセットでショートさせ見事に送信状態。成功!!

しかし、バイクで抜き差ししたりが面倒。防水加工は?問題山積み。

やはり売り物ケーブルを使うことになりそう。

 

常時付けっぱなしにする場合で、安上がりに済まそうという人は、これも良いのではないでしょうか?ケーブルは今売り切れだし・・・

今回も変な工作ですが、参考にしてくだされば幸いです。

 

追記

1,6番ピンはショートではダメでした。

すみません。情報不足で、実装したらマイクで音声を拾えませんでした。

CT-M11 8Pコネクタ続き

CT-M11 8Pコネクタ続き

説明書に続きがあったのですね・・・

PTTラインには 2.2KΩの抵抗器を入れなければいけませんでした。

市販品2.2k

市販品2.2k

実際に市販品も抵抗実装済み。ちょい誤差がありましたが・・・自分手持ちの抵抗2.2kΩも2.15kΩでした。

抵抗を入れ、実験結果は良好。bluetoothで接続しインカムのマイクで音声を拾ってくれました。

ちなみに、手作り、市販にかかわらず、コネクター接続で外付けPTTスイッチを押した場合は、外付けマイク(bluetooth接続ならそのBTインカムのマイク)の音声を拾います。

本体マイクは音声を拾いません。あ、当たり前か。

 

後日、VMAXに実装します。

MT-07 無線 FTM-10S装着

もともとVMAXに積んであった無線機、FTM-10Sを取り外し、MT-07につけ直した。

電源部は前記事を見ていただきたい。

PTT

無線機の付け場所が無い!

最初から分かっていたが、MT-07はコンパクトが故に、無線機の付ける場所が無い。

防水なので外身(リアフットレスト等)に付けても良いのだが、個人的にNG。

本体取付

結局、後付したリアキャリアの下に付けました。

FTM-10S 本体取付

FTM-10S 本体取付

この写真まだ配線をまとめていませんが、タイラップでまとめてキャリア裏に隠れました。

FTM-10S 本体取付上

FTM-10S 本体取付上

取付はアルミ板を切って加工し付けてあります。(塗装が汚いのはご愛嬌)

7~8mmの厚みが有ってもリアボックス底にあたりません。

フロントパネル

フロント部もやはり場所は少ない。

ナンカイ マルチホルダーで拡張。

FTM-10S フロントパネル取付

FTM-10S フロントパネル取付

ナビにスマホは必須なので、約10cmの拡張ホルダーで何とか装着。USBも同居出来ています。

コントロール線を通す

タンクの下に線通し

タンクの下に線通し

丸裸にすると簡単に線を通せます。線の長さは余裕で届きます。

タンクカバー類の取り方は、前記事を見ていただきたい

アンテナ

アンテナはダイアモンドアンテナの AZ507FXH を選択。

バイク用はクニャクニャしているがその中でもやや硬め。なるべく短い方が邪魔にならないが、ノンラジアルではこれが短いほう。

FTM-10Sはバイクマウントキット付属のFTM-10SJMK を買ってあったので、付属のナンバープレート・アンテナ取付金具を使用。

そのままだと、リアボックスにあたってしまうので別途L字金具を間に入れ、長さ延長と前後角の調整ができる。

やや前向きにセットしボックスにあたらないようにし、ゴム板+ゴムパッキンで作った「アンテナ抑えマシーン」でアンテナの暴れを抑制する。ふたを開けると軽くあたるが問題ない。

丸いゴムパッキンは水道用の物で3つ重ねて剛性を出し、各切込みを入れ、ずらして重ねる事により、走行での暴れを抑制し、強めに横に引っ張ればアンテナは抜け、折れ防止になる。はず・・・・

アンテナ抑え

アンテナ抑え

これで無線機は完璧。今度のツーリングで試してみます。

無線PTTスイッチ作り

バイクで無線機 FTM-10S を運用するため取り付けるのだが、PTTスイッチは本体パネル上のスイッチか別Bluetoothヘッドセットで行うかで、メーカー純正で別付スイッチが見当たらない。

これではやりづらい!

ftm_10_2

ftm_10_2

mek_m10

mek_m10

フロントコントロールパネルに↑オプションを付け、社外品(ケテル)のコードとスイッチを付けるのが一般的。

市販のPTTスイッチはどうも気に入らない。というか、接続ケーブルを含め、値が無駄に高い。

改造します。

改造なので、メーカー保証は受けられなくなり、故障、出火、感電の危険、リスクが有ります。私のは現在、意図した動作をしておりますが、全く保証はありません。改造行為は自己責任です。

スイッチを用意

私が選んだのは トグルスイッチ レバー型のスイッチで、

中点が有り、左右に倒れる物。で、片方はロック、片方はバネで中点へ戻る。

アキバのスイッチ屋さんが言っていたが、このようなスイッチを「片ハネ」と言うらしい。

文字では トグルスイッチ ON-OFF-(ON) と表記するとの事。

無線でチョット喋る時は、手前に引いた状態で使い、長くしゃべる場合、奥に倒してロックし、話し終わったら中点に戻す 使い方。このようなPTTスイッチは市販品では見たことが無い。

FTM-10Sフロントパネルを改造

01 FTM-10S フロントパネル内部

01 FTM-10S フロントパネル内部

改造といっても単純な物。

フロントパネルに付いているPTTスイッチを平行接続するだけ。

02 スイッチ配線付

02 スイッチ配線付

パネルPTTスイッチの足は3本だった。その真ん中と端側に接続。

スイッチ際より、基板パターンで繋がっている広い場所に線を半田付け。

案外簡単。しかし・・・

電源を入れ、使ってみると「ブーーーン」とハム音。ふた

も軽く乗っけてシールドしてる感はあるのだが・・・。スイッチとしては正しく作動してくれた。

そういえば・・アマチュア無線のPTTスイッチって、ハンドマイクではマイクライン上に有ったのを記憶している。デリケートな部分なのか?

やり直しが面倒なので、接続した配線を短くしシールド線にした。

シールド線に繋ぎ替え

シールド線に繋ぎ替え

絶縁してねじればOK。あのハム音は出なくなった。

03 FTM-10S フロントパネルオプションプラグ取付部

03 FTM-10S フロントパネルオプションプラグ取付部

↑赤枠のオプション取付部を外し、代わりに、同じくらいに切った、アルミ板にPTTスイッチアクセスコネクタを付ける。

コネクタは「MCXコネクタ」を選択。

MCX-50KE-2

MCX-50KE-2

高周波用コネクタを使うまでもないのだが、小型で、カッチっとはまって、シールドされていて、何よりカッコいいから。イヤホンミニジャックでも要は足りるが、裏側に場所が無いので、このMCXが最良だと思った。

完成

完成

これでパネル部完成。

スイッチにもMCX

もちろん接続スイッチにもMCXプラグを付ける。

PTTスイッチMCXプラグ

PTTスイッチMCXプラグ

バイクのミラーに取り付けるのだが、取付金具については前記事を参照頂きたい

これで準備完了。

後は、バイクに付けるだけ。

別記事に掲載するので、又お付き合いください。

 

ちなみに、スイッチは200円ほど、使ったスイッチはプラで平たくなっている300円位したと思う。

MCXプラグ、コネクタは各200円。後は大体廃材。

MT-07 2018 電装品配線見直し

前にUSB電源を付けたが、その他付け加えるにあたって、付け直し。

やはり、ここでも自分なりの変なやり方をしていますので、推奨できません。ご自身での作業は自己責任で判断下さい。

最初USB電源を付けた時は電源を、ヒューズボックスの「シグナル」から「エーモン ヒューズ電源」を使って分岐した。

ヒューズボックスの蓋が閉まらなくなったのと、「シグナル」はウインカー(他?)用の電源で、このバイクはイグニッションキーにパーキングポジションが有る。

MT-07 2018 イグニッション

MT-07 2018 イグニッション

P の位置ではハザード、ウインカーが点灯出来るため、「シグナル」から電源を取ると、同じく給電出来てしまう。これはこれで使いようによっては便利かもしれないが、バッテリー上がりの要因になりかねない。

P の位置でも鍵は抜けるし、ウインカーが点いてない場合判別がしづらい。なにせこのバイク鍵位置が前過ぎて、目視もしづらい。

そんなこんなで、やり直し。

標準装備アクセサリー電源

MT-07 2018 アクセサリー電源

MT-07 2018 アクセサリー電源

MT-07 2018年モデルはリアシート下にアクセサリー電源が来ている。

純正のケーブルで電源を取れるのだが、自分で分岐。

コネクタ外し

コネクタ外し

前ら精密マイナスドライバーで爪を押しコネクターを抜き、圧着場所に自分の配線を半田付けした。半田で盛り過ぎると戻せなくなるので注意。

アクセサリー電源から給電し、リレー制御する。

エーモンリレー

エーモンリレー

アクセサリー電源から分岐した先は、リレーのギボシ端子に合わせたギボシを付ける。

配線図

配線図

これがイメージ図。

リレー制御された電源は3又に分けた。これも手作り。

三又

三又

一つはUSB電源。

そして、12Vシガレットソケットを追加。これはリアボックス内に配置。

リアボックス内シガレット電源

リアボックス内シガレット電源

もう一つは今の所、余り。グリップヒーターを予定している。

無線は別制御

配線イメージ図を見て分かる通り、無線はACC制御ではなくバッテリー直で取り、別途手動スイッチで給電をストップさせる。

リアシート下無線電源断スイッチ

リアシート下無線電源断スイッチ

リアシート下にスイッチを設け、長期使わないときは切っておける。

以前、ツーリング時にガソリンスタンドなどエンジン停止中に無線が使えなくて、困ったことがあった。

しかし、この無線機FTM-10Sは本体電源を切っても微弱電流を消費しているのか、バッテリ直付したユーザーがバッテリー上がりを報告している記事を目にしたことが有る。

この「直付&スイッチ」ならツーリング中はFTM-10S本体パネルの電源をつかい、帰ったらETCカードを抜く時、MY電源スイッチで完全に給電が止められる。

これで完成!

バッテリー近辺

バッテリー近辺

なんか、線がごちゃついているが、いろいろヤった割にはまとまっていると思います。

黄色□の所にリレーが収まり、白楕円の所(取り外してある)のネジでアースが取れた。

これで週末、ツーリング行ってきます。

FTM-10S ライン入力 改造

FTM-10Sの改造から改良

※まず、この改造はメーカーの保証が受けられなくなる他、失敗、故障、出火等のリスクが有り、結果を保証するものではありません。自己責任で判断願います。

FTM-10Sに無線受信時でも鳴らせるライン入力を追加する改造法。

以前からネット上で多数紹介されている。改造済みのリグも売っているくらいだ。

以前VMAXにFTM-10Sを積む時に、私も先人の知恵を拝借し、改造したので、まずはその時の記録。

FTM-10Sの改造

FTM-10Sにはライン入力があり、外部機器、ナビやウォークマン等の音声を入力し聞くことが出来、無線入感時や送信時にはライン入力は途切れ、無線のみになる。設定によりライン入力に戻ったり、無線のまま、ライン入力の音声は切断される。

音楽を聴いているのならばこれで構わないが、ナビやレーダーは常時聞いていたい。それを叶えるのがこの改造というわけだ。

もう一つのライン入力を作る。

ライン入力が増えるのだから入力の仕方は・・・

FTM-10Sには「外部スピーカ出力」がライン入力と同じコネクターから出ている。

私もそうだが、多くの人はこれは使わないと思われ、スピーカ出力を切断し増設ライン入力をここにつなげる。 これがネット上に多く出回る先人の戦法。

真似してやってみました。

抵抗器1KΩ2本、コンデンサ0.01μFを用意。←後程0.1μF交換しました

FTM-10SSP/LINE INコネクタ部

FTM-10SSP/LINE INコネクタ部

↑このコネクタが外部スピーカーとライン入力へつながっています。

下から1、3 番目がスピーカ出力。これを切断し外コネクタ側1番目に左音声入力、3番目に右音声入力を繋ぎ、切断された基盤側はそのままショートしないように絶縁します。

配線図

配線図

このようにつなげる。(雑な図なのは勘弁!)

ICへ直付け

アンプICの「M61524FP」のライン入力へ直付します。

参考までにICのデータ

ルネサスエレクトロニクスM61524FP

ルネサスエレクトロニクスM61524FP

誤って隣に付かないように養生します。これもネットの賢人の知恵を拝借。

半田保護養生2

半田保護養生2

落ちていて両面テープの剥離紙を使用しました。半田こてを5秒ほど当てたが焦げも溶けもしないし、半田を垂らしても玉状に弾く。程よい硬さもある。カットして両脇から9番ピンをピックアップ。

半田保護養生2

半田保護養生2

この状態でフラックスを塗って万全を期す。熱で壊さぬよう出来るだけ早く付ける。

M61524FP半田付け2

M61524FP半田付け

これが出来れば一安心。

部品取付

部品取付

部品を付けて完成。

締める前に、実際にフロントパネルとケーブルをつなげ、外部スピーカーだったミニ3Pジャックに携帯電話をつなげ、電源を入れ、音楽を視聴してみた。無線の受信中でも常時音が入った。

部品を絶縁し、スポンジで動かないように固定しふたを閉める。

 

これで便利に使うことが出来た。情報をネットに上げて下さった方々に感謝します。

音が変では?

2年ほど使っていましたが、取付当初から音が気に入らなかったのです。

最初、音が出て思い通り動作したと思っていました。

ナビの音声はいいのですが、音楽が変。低音が出ていないのです。

シャリシャリした音で、ベース、バスドラムなどの低音部が全くと言っていいほど出ていません。

原因は、入力のGNDが断線(接触不良)かな?と疑いました。GND共通のステレオでGNDが断線すると左右共通の音(主にボーカルのエコー以外、ベース、バスドラム)が消されカラオケのようでシャリシャリした音になる故障を以前体験しました。

それかな?と思ったが、ボーカルは残ってるし、実際断線していないし。

結局原因はコンデンサで低音部カットだった。

改造でコンデンサ0.01μFを入れてあったが、自分なりに色々変えて0.1μFにしたら大分低音がカットされ無くなった。

コンデンサ交換

コンデンサ交換

コンデンサ交換した

コンデンサ交換した

これで完璧。と思いきや・・・

Bluetoothを介して使用した場合、ラジオやラインインを選んである時はいいが、無線バンドになっている時は、Bluetoothのプロファイルが変わるためか、モガモガした変な音になる。

これは防ぎようが無いのだろうか?改善方法を模索します。

一応使える状態になったので、今度MT-07に積みます。

 

VX-8Dクリップ作り

VMAXに付けていた無線機「FTM-10S」を外してしまったので、これからはVMAXで無線を使う場合、「VX-8D」を使う。

ハンドルには取付ブラケットは付けたまま流用しVX-8Dを使う時だけ取り付ける。

FTM-10Sはフロントコントロール部のマイクを使う 運用の為に、ワンタッチで取れるクリップ
&ホルダが付属していた。

FTM-10S クリップとホルダ

FTM-10S クリップとホルダ

このホルダにVX-8Dように使う。

VX-8D付属のクリップは長すぎて、このホルダには収まらない。

01VX-8DのクリップとFTM-10Sのホルダ

01VX-8DのクリップとFTM-10Sのホルダ

作ります。

02アルミ切り出し

02アルミ切り出し

付属クリップと同じ太さで短いものを真似てアルミ廃材で作る。

 

03アルミ付け

03アルミ付け

クリップ根元のネジ穴部分は2枚重ねて厚みを出し、先端の「引っ掛かり」の部分はアルミロウを垂らして厚く盛り、ヤスリで削って形作る。

04クリップ完成

04クリップ完成

ペンキを塗って完成。

↑上が付属のクリップ、真ん中が今回作った 短いクリップ、下のホルダに収まる長さ。

いい感じにホルダにはまる。

一回クリップに挟んだだけでペンキが剥げてしまう為、保護フィルムを貼ったらちょっと変になってしまった・・・

05取付イメージ

05取付イメージ

こんな感じで付ける予定。簡単に脱着が出来る。ケーブル類が面倒そうだが・・・

ちなみ、にFTM-10SはMT-07に積む予定なので、新たにヤエス-オプションのハンドルバーブラケット「MMB-M11」を買いました。参考までに内容を乗せておきます。

MMB-M11

MMB-M11

これにはクリップ、ホルダは付属しません。

一番下の黒い四角いのはハンドル保護調整用ゴムシートで、薄、厚、長、短、4枚付属。

VMAXからFTM-10S取り外し

VMAXに付けてあった、バイク用アマチュア無線機 FTM-10S を取り外した。

FTM-10S は MT-07 に装着し、VMAXで無線を使う時は VX-8D を活用する予定。

VMAX各部取り外し

まずはシートを開けて、

リアシート外し

01VMAXリアシート外し

01VMAXリアシート外し

下向きのネジからナットを外す。取れた時に落ちると、リアフェンダーの奥底に消えていくので、いつもはこのようにラップなどで落ちないように対策。 今回はリアフェンダーも外すので落ちても良いのですが・・

02VMAXリアシート外した

02VMAXリアシート外した

リアシートの下はこんな感じ。FTM-10Sから伸びた線が丸まってます。

リアフェンダーを外す

上ネジと左右カバー内のネジ計3個と下8個のリベットネジを外す。

03リアフェンダーリベットネジ

03リアフェンダーリベットネジ

シート側からゴニョゴニョ動かし、リアフェンダーを外す。

04リアフェンダー

04リアフェンダー

FTM-10S 収納場所

リアにFTM-10本体

リアにFTM-10本体

収納場所が少ないと、言われるVMAXですが、ここにFTM-10Sが入ります。

リア設置のアンテナにも近いし、ブレーキランプなどの配線出口から、コネクタが無ければ3D-2V位までの同軸ケーブルなら引き出せます。

 

シートを外す

05シート外し

05シート外し

ネジ2本で外す。

06シート外した

06シート外した

タンク(タンクの形をしたカバー)をはずす。

一番上のカバーAから外していく。

07カバーA

07カバーA

ネジ1本で外れる。

08カバーA外した

08カバーA外した

鍵回りのネジ4本と、

09カバーB前ネジ

09カバーB前ネジ

前左右2本、シート際左右2本のネジで、タンク風カバーを外す。

エアインテーク外し

10エアインテーク外し

10エアインテーク外し

6本ネジを外してインテークを外す。

11はだか

11はだか

これでようやく配線取り回しの撤去、交換が出来る。

12FTM-10取り外し

12FTM-10取り外し

FTM-10Sを外し、アンテナ線を VX-8D用にハンドルまで延長する。

電源を外し、VX-8D用電源ケーブルに付け替え、これもハンドルまで通す。

ハンドル部

ハンドル部

後はPTTスイッチの加工だが、それは後日。

14FTM-10フロントパネル取付部

14FTM-10フロントパネル取付部

フロントパネルを外して、ここに VX-8D を付くようにする。

ハンドル部も狭いと言われるVMAXですが、FTM-10S専用取付パーツできちんと付けられます。