バイクで無線機 FTM-10S を運用するため取り付けるのだが、PTTスイッチは本体パネル上のスイッチか別Bluetoothヘッドセットで行うかで、メーカー純正で別付スイッチが見当たらない。
これではやりづらい!
フロントコントロールパネルに↑オプションを付け、社外品(ケテル)のコードとスイッチを付けるのが一般的。
市販のPTTスイッチはどうも気に入らない。というか、接続ケーブルを含め、値が無駄に高い。
改造します。
改造なので、メーカー保証は受けられなくなり、故障、出火、感電の危険、リスクが有ります。私のは現在、意図した動作をしておりますが、全く保証はありません。改造行為は自己責任です。
スイッチを用意
私が選んだのは トグルスイッチ レバー型のスイッチで、
中点が有り、左右に倒れる物。で、片方はロック、片方はバネで中点へ戻る。
アキバのスイッチ屋さんが言っていたが、このようなスイッチを「片ハネ」と言うらしい。
文字では トグルスイッチ ON-OFF-(ON) と表記するとの事。
無線でチョット喋る時は、手前に引いた状態で使い、長くしゃべる場合、奥に倒してロックし、話し終わったら中点に戻す 使い方。このようなPTTスイッチは市販品では見たことが無い。
FTM-10Sフロントパネルを改造
改造といっても単純な物。
フロントパネルに付いているPTTスイッチを平行接続するだけ。
パネルPTTスイッチの足は3本だった。その真ん中と端側に接続。
スイッチ際より、基板パターンで繋がっている広い場所に線を半田付け。
案外簡単。しかし・・・
電源を入れ、使ってみると「ブーーーン」とハム音。ふた
も軽く乗っけてシールドしてる感はあるのだが・・・。スイッチとしては正しく作動してくれた。
そういえば・・アマチュア無線のPTTスイッチって、ハンドマイクではマイクライン上に有ったのを記憶している。デリケートな部分なのか?
やり直しが面倒なので、接続した配線を短くしシールド線にした。
絶縁してねじればOK。あのハム音は出なくなった。
↑赤枠のオプション取付部を外し、代わりに、同じくらいに切った、アルミ板にPTTスイッチアクセスコネクタを付ける。
コネクタは「MCXコネクタ」を選択。
高周波用コネクタを使うまでもないのだが、小型で、カッチっとはまって、シールドされていて、何よりカッコいいから。イヤホンミニジャックでも要は足りるが、裏側に場所が無いので、このMCXが最良だと思った。
これでパネル部完成。
スイッチにもMCX
もちろん接続スイッチにもMCXプラグを付ける。
バイクのミラーに取り付けるのだが、取付金具については前記事を参照頂きたい。
これで準備完了。
後は、バイクに付けるだけ。
別記事に掲載するので、又お付き合いください。
ちなみに、スイッチは200円ほど、使ったスイッチはプラで平たくなっている300円位したと思う。
MCXプラグ、コネクタは各200円。後は大体廃材。