静岡産のマスクメロンだ!!
マスクメロンという品種はない。
確かにこのメロンにも「MUSK MELON」のシールが貼られているが、品種は「アールスメロン」。
wikiによると「アールスフェリボット」とあるが、通称「アールスメロン」。
香りの強いムスク(じゃ香)のように、香りの強いメロンだから。(決してムスクの様なニオイではない。)という事で、そう呼んだらしい。
千葉県や愛知県産は「アールスメロン」のシールが多かったと思います。
当方、以前八百屋を営んでおり、千葉県産アールスメロンをマスクメロンと言って売って、大変怒られたことがあります。個人的には同じと思いますが・・・
食べごろ
通常、固い未熟の状態で流通、販売しています。
常温で追熟させます。冬場はリビング、夏場は風通しの良い日陰、15~25度位でしょうか。
ヘタが枯れ、下部を押して少し柔らかさが有り、香りが出てきたら食べ頃です。
よく日付が書いて得る場合がありますが、環境でかなり変わります。
アールスメロンの場合、全体がやわらかいと熟し過ぎだと思います。
クラウンメロン
「クラウンメロン」は静岡のブランドです。マスクメロンでありアールスメロンです。
通常この箱に4~6個入り、千葉県産で等外ですが2玉、7玉入りなんてのもありました。
やはりこだわりが有るのでしょう、品質はいいですね。他県の物は当たりハズレがありますが、クラウンメロンは安定です。やはり値段も1ランク上です。
側面には重さ、等級、入数、生産者が記される。
同じ個数なら重い方が良い。今まで重すぎてダメだったメロンはない。
通常果物の等級は「秀>優>良」となるが、クラウンメロンは「富士>山>白>雪」だったと思う。上の写真だと等級は「白」、下の方だが実際に売っているのはこれが主流。地元の市場で「富士」は見たことがない。「雪」は明らかに見た目が劣る。
2個もらった内こっちは真ん中らへんの網目が粗いが、良いメロンだ。
こっちは波打った形。明らかに不恰好。
こういうのは中身、種の空洞が広く軽い。しかも完熟しても皮の近辺が固かったりする。
買う時は同じ下等級でも食味に影響しない方を選ぶのが吉。
今日、香りが出てきたのでいただきます。