秋は雨でまともなツーリングが出来ず終いで、もう11月。
冬支度で、かねてから装着予定だったグリップヒーターを付けました。
ヤマハ純正グリップウォーマー
選んだのは純正品。
省電力とか、バッテリー保護回路、グリップ径が純正と変わらないなど、取付がなるべく簡単な事で、無難な純正品にしました。
安価な海外物は当たりハズレがあるようだし、壊れて取り換えも面倒。
デイトナなども安めでよさそうだったが、自分のスキルの低さから無難な純正品にしました。
ヤマハ純正 MT-07対応のグリップウォーマー360 A Q5KYSK063Y40
ヤマハは「グリップウォーマー」というのですね。
型番にある「360」はグリップ一周360°にヒータが有ることを示し、「180」の物はグリップ半分のみのヒーターで小型バイク用。
コネクタやスロットルの形状でA,B,C,Dとなっているようだ。
定価で¥18360。ネットで税込¥15100で購入。翌々日には到着しました。
取付
説明書によるとまずコントローラの取付、次にグリップ部、次に電源ですが、電源分岐のヘッドライトリレーが、見つけられ、いじれるか確認しておかないといけません。自分で出来るか不安なので・・・
注)正しい順序ではないので、推奨しません。説明書通りにやりましょう!!
電源はヘッドライトリレーから分岐するようです。
↑赤丸がヘッドライトリレー。
手前のウインカーリレーが邪魔なので、先に抜きました。
ヘッドライトリレーはハーネスが結束して有るのか、引っ張り出せません。この狭い窮屈な場所でコネクター抜き、分岐させます。(不器用な私でも、なんとかできました。)
リレー部分は3層構造、リレー+バイク固定部品+コネクタがくっ付いていて、↑写真黄色丸部分のツメに引っかかっている部分を持ち上げリレーを引き抜きます。
ひっかり部分はぺらぺらで簡単に起こせますが、2か所同時にツメから浮かせコネクタ(又はリレー)を引っこ抜くのにコツが要ります。2か所に爪楊枝みたいなものを挟みテープで固定しとけば簡単でしょう。
リレーが抜けたらコネクタを抜く
赤矢印の先、赤線部分に小さめのマイナスドライバを入れ、コネクタを引き抜く。
ドライバーできちんとツメをおさえられていれば、裏から軽く引き抜けます。
抜いたリレーをチェック
抵抗値計測で、おそらくこんな感じでしょう。
↑図の上の端子を分岐ですから、ヘッドライト連動ではないんですね。
MT-07はキーONではヘッドライトは付かず(ポジション灯はON)、エンジン始動でライトが付きます。
コネクターが抜けたらグリップウォーマー付属の「空カプラ」に付けます。
付属のハーネスの端子をヘッドライトリレー端子の抜いたところに入れます。
付属のハーネスにコネクタ雄が付いているので、リレーコネクタから抜き、開カプラーを被せたコネクタに接続。これでここはひと段落。
テスト
不安なのでこの状態で繋いでテスト。
エンジンをかけ、コントローラSW長押し。
コントローラが光り、グリップも温かくなった。成功だ!!
では、ようやく本来なら先にする作業に移ります。
グリップ取り外し
まずはグリップエンドを外す。
グリップエンド?バーエンド?ハンドルエンド、キャップ??とにかくこれです。
家の安物工具セットにはこの8mm六角が無くて、別途用意しました。
では、グリップを取ります。
純正グリップは、おそらく使わないので切って取り外しが一番簡単なのでしょうが、
この貧乏性の私にそんなことできるわけが有りません。
左グリップから切らずに抜き取ります。
細いマイナスドライバーをねじ込み、パーツクリーナーを入れつつ、徐々に太く、奥へ。
ゴニョゴニョ動かしボンドを剥し、動かす-パーツクリーナー注入を繰り返す。一周したら引き抜けました。
次は右、スロットルが有るが出来るのか????
あらかじめ書いておきますが抜く必要ありませんでした。
左と同じくドライバーを突っ込んだら「あれ?ボンドが付いていない」、そしてグリップが簡単に抜けました。
取説に書いてるじゃん。「チューブガイドごと取り外します」
で、どうやって?
素人にはスロットルを外すのは敷居が高いです。
↑図、青枠部を外し、赤枠ゴムパッキンを引き抜く。
黄色丸ネジ2か所を外すとスロットルワイヤーが見えるので、スロットルチューブガイドを回しワイヤを緩め太鼓部分をスライドさせて抜けました。(写真は撮り忘れました・・・・)
逆の要領でグリップウォーマーを装着。
左側はボンドを付け、ハンドルにパーツクリーナーを付け、一気にねじ込む!
ボンドはこれ
適当なゴム系ボンドで良いような気もしますが・・・
コントローラ
左ミラーには無線のPTTスイッチが有り、周辺に無線機、携帯電話など付いているので、コントローラーは右側に付けました。
ハンドルを切ってもケーブルが緊迫することが無いようクリアランスを取り、結束。
特に右はフルスロットルにしても、大丈夫なことを確認してケーブルを結束。
通電テストも良好。今度、走ってテストします。
後近いうちにナックルガードも付ける予定です。