月別アーカイブ: 2019年2月

PC修理

昨日のリモコンに続き、去年手がけたPC修理を思い出したのでUPしておきます。

結局これもまた、修理というか、変な修繕作業。

以前、リカバリやHDDを交換したりした、お世話になっている知人のPC。

キーボード上で猫が水分(?)を投下し、キー操作不能に陥った物。無反応だったり、「N」が永久に連打されたりする。

開ける

LIFE BOOK AH45R
LIFE BOOK AH45R

とりあえずネジを外してみた。

丸印のネジを外して裏蓋を開けたが・キーボードを外すだけなら青丸のネジ2か所だけでもよさそうだった。

参考までに赤丸の1本だけネジの太さが違うので注意!

LIFE BOOK AH45R中
LIFE BOOK AH45R中

PCは起動できたりするので、こっちの方には水分は来ていないようだ。

キーボード部

キーボード裏
キーボード裏

画面を広げ、問題のキーボード部。

ネジは裏蓋から連結されてる ↑ 青丸部の2か所は外れているので、キーボードは若干緩い。

端にツメで掛かっているので、ドライバーで広げ外す。

キーボード内部に水分が薄く広がっているの見えた。密着しているので乾くのは期待できない。

しかもキーボードは薄膜を何層も重ね、数十か所プラスチックを溶かして接着してあり、開け広げて修理も絶望的。

キーボードを交換すれば良いのだが、値段が意外と高い。中古、オークションも高い。

このPCは室内専門で使用との事なので、結局、誤動作を防ぐため、キーボードの接続を外し、USB外部キーボードで操作するようにする。

一番手っ取り早く、安い。

キーボード接続を外す

フラットケーブルコネクタ
フラットケーブルコネクタ

赤矢印のフラットケーブルコネクタを起こすと、フラットケーブルが解放され、取れた。

動作テスト

テスト
テスト

USBキーボードできちんと動作した。

個人的にはノートPCは打ちずらいので、このキーボードとマウスの組み合わせの方が扱いやすい。

ノートPCのキーボードは使えないが、蓋代わりに、また取り付ける。もちろんケーブルはフラットケーブルは外したまま。

ついでに掃除

掃除
掃除

開けたついでに掃除。半年ほど前にSSDに換装した時に掃除したのに、こんなに猫の毛が・・・

後は蓋を閉めて完了。

まともな修理ではないが、何とか使えるようになりました。

リモコン修理

パナソニック リモコン
パナソニック リモコン

もう流行らないプラズマテレビのリモコンで、もう10年以上使っていて、いくつかのボタンが反応が鈍くなっている。

見出しに「修理」と、あるが、このリモコン完全に壊れているわけではない。

いくつかのボタンが接触不良で、軽く普通に押しただけでは反応しなくなっているだけで、その接触を直すだけです。

開ける

リモコン裏ネジ
リモコン裏ネジ

このリモコンの場合、裏に5か所のネジが有り、それを外す。

隙間をこじ開け
隙間をこじ開け

隙間を探しドライバーで、コジ開ける。

ツメ位置

いくつかの爪で留まってたので、ドライバーで広げて外す。

開きました。

この際なので、内部のホコリを掃除して、、、メインは茶色い電池の印が有る基板の裏側。

スイッチ部
スイッチ部

銀色の丸い部分がスイッチの部分。それを白いテープで貼ってある。

接触部分を掃除するには白いテープを剥さなくてはいけません。

粘着力は結構強く、しかも鋭利な物でひっかくと基板の銅線を傷つけてしまう為、慎重にはがします。しかもこのテープ切れやすい・・・。

スイッチ部

スイッチの構造は単純。基板にプリントされた円、中心部と円周部を押すとペコペコするドーム型の金属で接触させる仕組み。

この基板の銅とドーム型金属内側を接点復活剤で掃除すれば良いだけ。

シールを全部剥してしまうと、位置がずれてしまう恐れが有るので、半分剥し、掃除し終わったら、貼り戻し、逆側から剥す。

逆から剥す

接点復活剤が接点部以外に付くと、シールが着かなくなってしまう。接点の数も多いので結構面倒。

別のスイッチ

別にドーム金属を使わない、ボタンもあったのでそこも掃除。これでふたを閉めて終了。

ちゃんとに使えるようになりました。

すべてのボタンが、普通に「ポコッ」と押しただけで反応するようになりました。

簡単なチェック法。

機能的なことではなく、ボタンを押してリモコンの赤外線が光っているか見る方法。

スマホのカメラで見ます。写真を撮るように見るだけです。シャッターは切る必要ありません。

消灯
消灯
発光
発光

赤外線は肉眼では見えませんが、スマホやデジカメでは発光が確認できます。

リモコンの電池の確認などにも使えて便利です。