お詫びと 訂正
自作ケーブルで「PTTラインとグランドショート」だけではPTTスイッチは押せてもBT接続や内蔵マイクは使えませんでした。ページ最後で対処法を追記します。2018/6/9
VMAXに無線機VX-8Dを付ける。
今までFTM-10Sを積んで運用していたが、MT-07に積みかえてしまったので、VMAXで無線を使う時だけ、VX-8Dを付ける予定。
ハンドル取付は、FTM-10Sのフロントパネルを取り付けてあった、「ハンドルバー用マルチアングルブラッケット」を流用するので問題なし。
後は、PTTスイッチ。
VX-8DにPTTスイッチを付ける
STANDARD(八重洲無線)では、VX-8Dをバイクで使うのは、想定外だったらしい。
私の周りでは、多くの人がバイク用に使っているのに、生産終了とは・・・
メーカー純正のVX-8Dを用の外付けPTTスイッチや、スイッチ接続用のケーブル
は見当たらない。社外品で調達しなければいけない。
今年冬にVX-8Dの販売終了を知り、同時にケーブルも購入しておいた。
ケーブルで3500円とは高いが仕方がない。今ではどちらも売り切れ。
この8Pコネクタは市販品では見つけられなかったので、自作は難しい。
スイッチに接続
ケーブルさえあればいとも簡単。
手持ちのスイッチにRAC のオスを付けて接続するだけ。 なのだが・・・
ハンドルにVX-8Dを取付け、左ミラー根元にスイッチを付けるので、PTT接続ケーブルが長すぎる。上記3500円の高価なケーブルを切るか?そのままハンドル周りに束ねておくか・・・
これを使わずにどうにかなるか?
要はPTTスイッチ用のピンから接続すればいいだけ。ならば・・・
これを見ればわかるように1,6番ピンにスイッチを付ければ良い。
端側赤丸がPTT信号ラインのピン。中の緑丸がグランド。これを短絡させれば送信状態になる。(試したらできた。)
コネクタ作成
ここに接続するためにコネクタ作成。
変なことに、お金をかけたくないので、手持ちのジャンパーピンから取り出す。
↑これを割って、中身を切り離した。
PTTラインはシールド線を使わないとノイズが乗ってしまう(と思う)。
シールド線を付け、熱収縮チューブで絶縁。
VX-8D 8ピンコネクタの、上記 赤丸の1番にシールド芯線、緑丸6番ピンにシールド側を刺しテスト。ピンセットでショートさせ見事に送信状態。成功!!
しかし、バイクで抜き差ししたりが面倒。防水加工は?問題山積み。
やはり売り物ケーブルを使うことになりそう。
常時付けっぱなしにする場合で、安上がりに済まそうという人は、これも良いのではないでしょうか?ケーブルは今売り切れだし・・・
今回も変な工作ですが、参考にしてくだされば幸いです。
追記
1,6番ピンはショートではダメでした。
すみません。情報不足で、実装したらマイクで音声を拾えませんでした。
説明書に続きがあったのですね・・・
PTTラインには 2.2KΩの抵抗器を入れなければいけませんでした。
実際に市販品も抵抗実装済み。ちょい誤差がありましたが・・・自分手持ちの抵抗2.2kΩも2.15kΩでした。
抵抗を入れ、実験結果は良好。bluetoothで接続しインカムのマイクで音声を拾ってくれました。
ちなみに、手作り、市販にかかわらず、コネクター接続で外付けPTTスイッチを押した場合は、外付けマイク(bluetooth接続ならそのBTインカムのマイク)の音声を拾います。
本体マイクは音声を拾いません。あ、当たり前か。
後日、VMAXに実装します。