MT-07に取り付けた、ヤマハ純正リアトップケースにLED照明を付けます。
前にCB400のGIVIには小型LEDを電池を使って取り付けました。
今回はすでにトップケース内に12Vシガレット電源が来ていますので、これを利用しようかと・・
シガレット12VはACC連動なので、直でライトを付けると、キーOFFの時は電気が付きません。
かと言って、バッテリー直に切り替えると、消し忘れ等でバッテリー上がりが心配。
モバイルバッテリーを使う。
USBモバイルバッテリーを使う作戦。
普段あまり使っていないモバイルバッテリーを流用。
普段バイク走行中、シガレット電源にUSB充電器を付けモバイルバッテリーを充電しておく。
トップケース内ライトはその電源を使う。これ以外にもモバイルバッテリをもっていると、ツーリング休憩時にB+COMの充電に使うこともできる。
この構想で作成
LEDは1Wの大型、高発光(3Wまではいらないかな?)を選択。アマゾンで10個で179円送料込。安ぅ!!
抵抗を付ける
LEDは電流を制限するため抵抗器が必要です。抵抗値を計算します。
このLEDには詳細なデータが付いていませんが、類似品のデータで算出しました。
1Wタイプ白色、順方向電圧VF=3.2~3.4V、700mA となっていた。
USBは5V。
マックス700mAで光らせる必要が無いので400mA位でどうだろ?
(5v – 3.3v)/ 0.4A = 4.25Ω
4.25Ω ?そんなの家には無い。
抵抗値こんなに低いのか・・・今、有る低い物は、10Ω、22Ωとそれ以上。
抵抗器を平行に繋いで抵抗値を下げる。
しかもパワーLEDで、1/4Wの抵抗器だから平行繋ぎすべきだろう。
で、いろいろ計算した結果、
10Ω2本と22Ω1本を並列で繋ぐ。
1/((1/10Ω)+(1/10Ω)+(1/22Ω))=4.074 Ω で、良かったかな?
計算と違うがこんなものなのか?計算間違いか?とにかく4.2Ωなら
410mAなので大丈夫でしょう。
USBプラグは USB-マイクロUSB のマイクロUSBが壊れたモノを切断。
これは3芯+シールドでした。以前使ったものは4芯+シールドだったのですが、今回のこれはUSBの電源5Vのマイナスとシールドが共通なんですね。
計ったところ、赤線、シールドで5Vが確認できました。
白と緑のデータ線は使わないので、絶縁しておきます。
テスト
抵抗を3本、平行に繋ぎモバイルバッテリに接続。ま、ま、眩しい!
これで組み立てます。
放熱対策
放熱の為、アルミ板を切り出し、間にシリコングリスを塗り、ボンドで付けます。端はショート防止で絶縁しました。
定格700mAのLEDを410mAで光らせるので、そんなに大きな放熱はいらないと踏みましたが・・・
抵抗、スイッチを付け完成。
出来上がり。
後は設置です。
もちろん最初にトップケース内に当てて長さが足りるか計測済みです。
後から、足りない!なんて失敗が多々ありますので・・・
トップケースに取り付け
両面テープで簡単に貼りつける。
走っていて取れてしまうかもしれませんが、その時は後で考えます。
明るい!!
夜に使ってみたいですね。
でも、モバイルバッテリのスイッチ入れての、LEDのスイッチ操作。ちと面倒ですね。
あと、結構な発熱です。壊れるかもしれませんね。
球切れしたら作り直します。少し抵抗値を上げ、放熱も考えます。
ずーっと付けることもないと思いますので、壊れるまでこのまま、使ってみます。