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一万円が欲しければ百万円を先に払いなさい

「エッセイでも書こうかな」と、あなたが昔思った経験があるなら、お金がたくさん欲しくてもネット副業は継続できません!

お金持ちに注目

なぜ、お金が欲しいのか?
買いたいものがある
楽な生活を求めたい
ローンから解放されたい
将来に向けて貯金がしたい
大抵はこんな答えでしょう。
それは表面的な答えです。
本当の答えはこれのはず。

「見栄を張りたい」

友人にいい格好を見せたい
異性の前でいい印象を与えたい
恋人の前で恥をかきたくない
周囲にすごいと注目されたい

格好つけたいからお金が欲しいはずです。

お金はステータスです。
稼げればプライドがつきます。

稼げないと冷たく見られます。
稼げない事実を隠します。

テレビや雑誌のメディアを見てください。お金持ちが特集されるものと、貧困が特集されるもの。どちらが多いでしょうか? どちらが注目されるでしょうか?

答えは前者・お金持ち。お金持ちになりたい人が多いからです。

お金は即効性があります

では、なぜお金持ちになりたいのでしょう?

鍵を解くキーワードは「成長」です。

マズローの心理学をご存知でしょうか?米国の心理学者、アブラハム・マズロー。彼は人間の欲求を5段階に理論つけました。

1生理的欲求
(食べるなどの生命に必須)

2安全の欲求
(働けるなどの生活の安定)

3社会的欲求
(集団や仲間に属したい思い)

4承認の欲求
(集団内で認められたい希望)

5自己実現の欲求
(あるべき自分になりたい)

人は1から欲求を満たすと、一段上に2の欲求を満たそうとします。2が満たせは3を。3が満たせば4を。4が満たせば5をと。

1と2を満たすことは発展途上国や戦地でない限り、私たちにはそれらを満たせる環境があります。

3と4を満たすこと。これらは完全に満たせるとは限りません。希望の職につけないかもしれないし、周囲の人間関係に悩み、うまくいかないことが多いでしょう。

でも、時間がこれらを解決します。仕事に慣れたら面白さがわかるし、あるきっかけで対人関係が変わり考え方が変われば、3や4の欲求を満たせる可能性があります。

しかし5に関してはそう簡単に満たせません。「あるべき自分」とは何か? それがわからないからです。

「あるべき自分」を考える人は少ないものです。日々の問題を処理するために精一杯だから考えもしません。娯楽にあふれているから考える必要がないからかもしれません。3や4の段階で満足して、考えることを放棄したかもしれません。

マズローが言います。

「人間は自己実現に向かって絶えず成長する生きものである」

成長とは肉体的なものだけでなく、心などの精神的な成長も含めてです。人は死ぬまで成長し続けるのです。

人は5の欲求が満たされないと成長が止まり、それはストレスとなって現れます。

ストレスを解消するには、「あるべき自分」を考える必要がありますが、考えても答えが出ないことが多いはずです。

でも、答えが見つからなくても容易に5を満たす手段があります。それは「お金」です。

お金があれば、3や4の欲求を満たしやすくなります。5の「あるべき自分」を考える必要がなくなります。「あるべき自分」に近い形で欲求が満たせるからです。「お金のある自分」なら何でもできるからです。

かっこいい車を運転でき、好きなファッションができ、毎日外食してSNSにあげて好感をアップできるなどの希望を容易にお金が叶えてくれるのです。

だから私も含め、人はお金を求めるのです。

ネット副業で稼げないのは

お金が欲しくても、そう簡単には手にできません。働いても限度があります。副業を重ねても節約しても同じで限度があります。

「ブログ開設後、1ヶ月で50万円の収入」と、こんなキャッチコピーを読んで、高額な金額を夢見てネット副業を始めます。

稼げる人は100人中1人ぐらいです。残りの99人は途中で断念します。ネット副業の講習会で稼げる方法が教えられても、成功する人はほんの一握りです。

なぜ、そんな結果になるのでしょう?二つ理由があります。

一つは作業内容に関する知識が不足です。用語や機能に頭の理解が追いつきません。教える側にとって常識でも、教わる側にとって理解できなければ放棄したくなります。

もう一つは作業量が膨大なことです。アフェリエイトやブログは更新が命です。講習会ではその方法を教えてくれますが、その作業量は教えてはくれません。更新するには記事を書かないといけません。が、記事を書くには時間が必要です。資料を用意したり、ネタも考えたり、原稿を打ったり編集したり、慣れるまでは本当に時間がいるのです。

ネット副業はすぐに成果は出ません。それなりの作業量をこなさないと、成果が上がらないのです。

あるエッセイストが言いました

「一万円を稼ぐには百万円の授業料が必要」

原稿一本を書くにも取材したり、資料を読みあさったりした作業量を金に置き換えると百万円分の作業量になるというのです。これは、専業主婦が子育てや家事にかかる仕事量を金に置き換えたら、と同じ論理です。

これを読んでいる人の中で、昔「エッセイでも書こうか」と、考えた方。書けなかったはずです。

「でも」という言葉。

それは物事を軽視し、努力をしないと宣言しているようなものです。一万円を得るのに、なんの努力もなしに稼ごうとしたのではないですか?

エッセイに限らず金を稼ぐということは、それなりの作業量をこなさないといけないのです。どのくらいの作業量がかかるか? どうすれば作業を短縮できるか? どうやって複数の作業をこなすか? そういうコツは実践しない限りわからないので、最初から楽はできません。

今この記事を書いている私もまだ収入が発生していません。

「一万円を稼ぐには百万円はかかる」(時給800円で1250時間をかければ百万円になります)と考えれば、ネット副業は継続あるのみです。